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負けくらべ

小学館文庫 し28−1
志水辰夫/著
著作者
志水辰夫/著
メーカー名/出版社名
小学館
出版年月
2025年8月
ISBNコード
978-4-09-407483-3
(4-09-407483-X)
頁数・縦
428P 15cm
分類
文庫/日本文学 /小学館文庫
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価格¥850

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

伝説のミステリー作家、入魂の現代長編!  初老の介護士・三谷孝は、対人関係能力、調整力、空間認識力、記憶力に極めて秀でており、誰もが匙を投げた認知症患者の心を次々と開いてきた。ギフテッドであり、内閣情報調査室に協力する顔を持つ三谷に惹かれたのが、ハーバード大卒のIT起業家・大河内牟禮で、二人の不思議な交流が始まる。大河内が経営するベンチャー企業は、義母・尾上鈴子がオーナーを務める東輝グループの傘下にある。尾上家との軛を断ち切り、グローバル企業を立ち上げたい牟禮の前に、莫大な富を持ち90代にして権勢をふるう鈴子が立ちはだかる。牟禮をサポートする三谷も、金と欲に塗れた抗争に巻き込まれてゆく。 伝説のミステリー作家、19年ぶりの現代長編!  【編集担当からのおすすめ情報】  「自分がしでかしたことは、すべて引き受ける−−そんな覚悟を持った初老の男を書きたかった」−−志水辰夫ギフテッドの介護士は、どこまでも人の心に寄り添える。「さりげなさが、なぜこれほど心に食いこんでくるのだろう。人生の逆説が行間に浮かびあがり、私はその衝撃にしばしば足を停めた」−−北方謙三氏「主人公はどこまでもごくつましく、声もひそかに生きる、われらが隣人である。その彼の『平凡さ』を特異な資質とみなす『時代』との摩擦、相剋が、この作品でもあらためて語られるのだ、とまでは明かしてしまってもいいだろうか。志水辰夫待望の新作、待った読者を裏切らない現代小説である」−−佐々木譲氏「作家には、円熟という果実を産み落とすことのできる豊穣な場所、境地が存在するのだということを、本書によって知ることができた。後からゆく同業者として、なんともありがたい本に出会えたことを、深く感謝したい」−−夢枕獏氏「長年にわたり書き続けなければ到達できない境地がある。健在? 円熟? 違う、これは進化だ。志水辰夫は今でも前進を続けている」−−今野敏氏「老いることの哀しみ、恐怖、そして救い。志水辰夫(ルビ シミタツ)シルバーハードボイルドを堪能した」−−大沢在昌氏「シミタツ節健在なり! 志水辰夫の現代を舞台にした小説をもう一度読めるとは、これ以上の至福はない。舐めるように読んで堪能した」−−馳星周氏

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